◆*.切手買取で高額になる切手の種類や特徴.*◆
2018年05月23日

◆*.切手買取で高額になる切手の種類や特徴.*◆

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「私が持っている切手を買取に出したら高額になるのだろうか?」なんてお考えではありませんか?
近年、インターネットの普及により手紙やはがきの使用頻度が減り、使われなくなった切手を売りに出す方が増えています。
ご自身で集めていた切手の処分のため、そしてご両親が集めていた切手の置き場に困るなどその理由は様々。
しかしそうして眠らせてしまっている切手が、高額買取を可能とする切手であるかもしれません。
そこで今回の記事では、高額買取に期待できる切手について、以下紹介していきます。

ー 切手買取で不要な切手が高額になる理由 ー

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現在、切手買取市場では、不要になってしまった切手を多くの人が売却しています。一見、切手そのものの需要が減っているようにも見えますが、これまで一部のコレクターしか所有していなかった貴重な切手が続々と買取市場に流通しており、切手収集家が熱い視線を送っています。そのため切手買取市場では、切手買取業者や切手収集家だけでなく切手を売却する方々からも注目を集めています。

◇高額切手が注目される理由◇

高額切手が注目される理由は、切手収集家による切手の需要が増しているというのが大きな理由です。現在、切手を使用する機会が少なくなってしまったために、切手として使用する価値はあまり高くないと言えます。反対に、切手を売却している方が増えているため、多量のプレミア切手が中古買取市場に流通し、切手収集家の熱が高まっています。そのため切手買取市場では、プレミア切手を収集しようとする価格競争が起き、結果的にプレミア切手が高額で取引されているのです。

ー 高額買取が期待できる切手の代表例 ー

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高額買取が期待できる切手は、額面以上の買取価格を誇ります。
では、額面以上の買取を可能とする高額切手は、どんな切手が該当するのでしょうか。
以下、その一例を紹介していきます。

◇高額買取が期待できる『見返り美人切手』◇

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プレミア切手のひとつに、切手買取市場では有名な見返り美人切手があります。1948年に発行され、現在も多くの切手収集家から根強い人気を誇っている切手のひとつとなっています。この見返り美人切手は、見返り美人図を描いた浮世絵の祖である菱川師宣によるデザインが図案となっています。そのため発行当初より人気を博し、郵送として送られているハガキから見返り美人切手がはがされてしまう事件が多発したほどです。この見返り美人切手の買取価格は状態にもよりますが高額で、バラであっても3000円前後の買取価格とされています。この価格での買取が実現した場合、見返り美人切手の額面は5円なので、額面の600倍という驚異的な買取価格になります。

◇高額買取が期待できる『ビードロ切手』◇

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『ビードロを吹く娘』を描いた喜田川歌麿によるデザインを施した切手で、こちらも見返り美人切手同様、浮世絵が切手に描かれています。このビードロ切手の発行年は1955年であり、550万枚の発行枚数とされ、そのデザイン性の高さから、現在も多くの切手収集家から愛されている切手のひとつとなっています。状態にもよりますが、ビードロ切手のバラでの買取価格は100円前後となります。この価格で買取が行われた場合、ビードロ切手の額面は10円なので、額面の10倍という価格で買取られているということがわかります。また状態にもよりますが、過去にあった中古買取市場では、シートで2000~3000円という買取価格になったケースもあります。

◇高額買取が期待できる『竜文切手』◇

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日本最古の切手として有名な竜切手も、高額買取に期待ができる切手のひとつとなっています。1871年に発行された竜文切手は、エラー切手(決められた配色や文字ではなく、意図としないミスによって配色や文字が印刷されてしまった切手)のバラエティに富んでいることでも有名です。竜文切手を発行した当初、日本ではまだ印刷技術が未発達であったため、手彫りの版を用いて竜文切手の印刷を行っていました。手作業による手彫り印刷という環境が、エラー切手を起こしやすくした要因となっています。通常の竜文切手の買取価格は、状態にもよりますが4万円を超えることもあり、エラー切手と判断された竜文切手は、それ以上の買取価格になる可能性があります。

ー 中国切手も高価買取に期待ができる ー

現在、中国切手はプレミアになる可能性がとても高い切手と言えます。とくに文化大革命時代に生産された中国切手は、発行枚数が少なく、高額での取引が盛んに行われています。この時代は、切手の発行枚数が少ないだけでなく、文化を粛正する時代の軋轢により切手収集が困難な時代であったため、残存数も非常に少ないとされています。そのため、中国切手は、希少性の高い切手が多く、高額買取に期待できる切手が多数存在しています。

◇高額買取が期待できる『赤猿』◇

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中国切手の中でも、トップクラスの買取価格を誇る切手が『赤猿』という切手です。この切手は、文化大革命時代の騒乱が続く1980年に発行され、ほとんど世に出回っていない伝説の切手となっています。状態にもよりますが、赤猿の買取価格は10万円を超えることもあり、過去にあった切手買取市場では、良好な状態で保存されていた赤猿切手が1000万円を超える買取価格になった事例もあります。赤猿切手は高額買取が行われる切手のため、贋物も非常に多く出回ってしまっているのが現状です。そのため、売却を考えている方は、一度プロの査定士に見てもらった方が良いでしょう。