Louis Vuittonの歴史
2018年04月22日

★Louis Vuittonの歴史★
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買取でお持ちいただくバッグや財布などのブランド商品で、一番多いと言っても過言ではないブランド・・・
そう!!!誰もが知っているハイブランド!!ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)
世界で最も愛されている老舗一流ブランドの一つですよね。
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元々旅行用トランクの製造を専門に扱う店として創立された「ルイ・ヴィトン」は、
水に浮くトランクが評判となり、1896年には象徴ともいうべき「モノグラム」を発表。

『沈没した豪華客船タイタニック号から引き揚げられたルイ・ヴィトンのトランクには、一切水が入っていなかった』そんな逸話をご存知でしょうか?
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当時海に沈んでも大丈夫だったとかすごいですよね。
伝説的ともいえるエピソードがまことしやかに語られるほど、ルイ・ヴィトンのその確かな技術と品質に、世界中から信頼が寄せられている証拠とも言えますね。
創始1821年から約200年経った現在も積極的に新進気鋭のデザイナーとのコラボレーションを行い、次々とヒット作品を世に送り出し続けています。

★ルイ・ヴィトンの創始者ルイは今から約200年前のルイ・ヴィトンは1821年8月4日にフランスのジュラ地方アンシェイ村で12兄弟の真ん中の子供として生を受けました。
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ルイは14歳の時、既に職人としてのキャリアを歩み始め様としていましたが、親との折り合いが悪く家を飛び出し、
そのまま都パリに向かいます。徒歩で2年がかりでパリに到着したそうですよ。

ジェラから遠く離れたパリに向かう旅路で、旅行カバンにたくさんのアイデアを想い抱き、それは後々ルイの感性に多くの影響を与えました。
当時の主要な交通手段は馬車や船、汽車であり、それらの荷物は手荒く扱われていました。
そのため旅行者は職人に依頼し、個々に持ち物を荷造りし、保護してもらっていたといいます。

★その後20年間、荷造り用木箱製造兼荷造り職人として地道に腕を磨き、フランス王室から注文を受けるほどの一流の職人となっていたルイは、
1854年に満を持してヌーヴ・デ・カプシーヌ通り4番地に自らのアトリエ、旅行カバン専門アトリエをオープン。
これが現在の「ルイ・ヴィトン」の発祥となります。
当時の丸蓋トランクから積み重ねが可能な平蓋トランクを考案。また、防水加工を施した特殊コットン素材「グリ・トリアノン・キャンバス」により軽量になり、トランクは瞬く間に評判となりました。
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その後1885年、ヴィトン社はロンドンに初めての店舗を構える。
ここでも成功を収めたルイ・ヴィトンの勢いは止まるところを知らない。

★ルイ・ヴィトンの世界再進出!!
第一拠点として選ばれたのが、日本だったそうです。
ベトナム戦争が起こる前のヴィトンは、アメリカやロンドンにも店舗を展開していましたが、戦後の直営店はパリ・ニースのみ。そこへ新たな世界進出先に決まったのが日本でした。

★ヴィトン製品の代表的デザインである「モノグラム」誕生には諸説ありますが、
日本文化の影響を強く受けていたルイ・ヴィトンが、日本の「家紋」を参考にデザインしたものというのが最も認知されております。
中でも印象的な花のマークに込められた思いもあり、亡くなった父ルイ・ヴィトンに花を贈りますという願いも込められているそうです。
日本の「家紋」が源になったとも言われている程で、こうした影響に加え、日本で起こった海外旅行ブームとともに、
その当時のフランスでは、日本の1/3以下の値段で製品を入手しようと、日本の並行輸入業者までが列をなして購入している状態でした。
本場フランスの値段の安さを狙った悪徳な並行輸入業者に対抗するための策として、1981年にルイ・ヴィトンジャパンは設立されました。

一方、ダミエ・ラインは、モノグラムよりも早く、1888年に誕生しました。
その時発表されたのがベージュ時に褐色の市松模様の「トアル・ダミエ」ラインです。
大人の上品な雰囲気漂うダミエ。実はこれも日本の市松模様に影響を受けたと言われています。
この「トアル・ダミエ」ラインは現在のダミエラインとはちょっと違う形になっています。パッと見で言うと四角と言うより菱形と言った方がしっくりくる感じですね。
その後、1896年に「モノグラム・キャンバス」ラインが誕生します。
さらにその後にエピ・タイガ・ヴェルニと続いていくわけですが、最初に誕生したのはダミエということになるのです。
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時代が移っていく中でキャンバスの柄が変わっていった背景には、ルイ・ヴィトンが創業当時から様々な模造品に悩まされてきたという事情があるようです。
ベージュと茶褐色のチェス盤にルイ・ヴィトンの銘が入った「ダミエ・ライン」は、看板商品のひとつとしていまなお根強い人気を誇っています。

【モノグラム】は日本の家紋・【ダミエ】は市松模様
フランス製でありながら、日本の文化も詰まったヴィトン。ここにも、日本人の心を惹きつける理由があるのかもしれません。

誰もが知っているルイ・ヴィトン・・・初めて手にしたブランドはヴィトン、という方も多いのではないでしょうか?

「モノグラムがおりなす品格」これこそがルイ・ヴィトンの魅力と言えるでしょう。